今回は亜鉛です。
亜鉛の働きの中でも特にに大切なのがDNAやたんぱく質の分解・合成をに働き、細胞の新生を促すことです。つまり新陳代謝を活発にするということです。
新陳代謝とは、古い細胞を分解し、新たな細胞を合成する作業のことです。
亜鉛は細胞や組織の代謝に欠かせない多くの酵素の構成成分で、ビタミンCとともにコラーゲンの合成にも関わっています。
そのため亜鉛不足になると細胞分裂が正常に行われなくなり、皮膚炎や脱毛、爪や味覚の異常、さらには小人症や発育不全までもが引き起こされます。
また性的な機能の発育にも影響するため、不足すると男性では精子減少や勃起不全、女性では乳房の発育不全や胎児の発育障害なども現れます。
そして亜鉛は味覚・臭覚を正常に保つ働きもあり、亜鉛欠乏症の中ではじめに現れるのが味覚異常です。なぜなら舌の細胞は、わずか1ヶ月ほどの短いサイクルで新陳代謝が行われるため、多くの亜鉛を必要とします。
亜鉛は免疫の機能にも関わっています。
私たちが老化をするのは、活性酸素により身体が酸化されるからです。活性酸素は身体にとって必要なものですが、過剰に発生してしまうと細胞を傷つけ、老化を早めたり細胞のガン化につながります。亜鉛はこの活性酸素の過剰発生を抑える働きをし、身体が酸化されるのを防いでくれます。
亜鉛はインスリンの構成成分で合成を促す働きもあるため、血糖値の調節をもたらします。これにより糖尿病の予防・改善につながります。
他にも亜鉛は鉛・水銀などの毒性を弱め、環境汚染から身体を守る働きがあります。また手術後の回復には亜鉛は必要で不妊にはビタミンEと亜鉛が良いともいわれています。
亜鉛の過剰症は起りにくく、缶詰の容器から亜鉛が溶け出して中毒をおこした例はあるようです。2g以上とると急性中毒を起こすといわれています。
★亜鉛を多く含む食品★
精白していない穀物・大豆・小豆・ゴマ・ショウガ・海藻・魚卵・カブの葉
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